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2月, 2022の投稿を表示しています

トニー・スターク家の暖炉

 去年引っ越したと書きましたけど、またインテリアは完成してないので紹介できないんですよね。 基本引っ越しのタイミングで家具を一新するタイプなので、勿論お金もかかるし一気には揃えられず。ちょこちょことやってます。 そして家具を一新するタイプとはいっても、前回の部屋からアンティーク家具を導入してるのでこれらは捨てたくないし捨てられないのです。こういう捨てられないものをどう組み合わせて新しい部屋に合わせていくかもこれからの課題ですかね。 (そういえばアンティーク家具、引っ越しプランをそういうの対応にした方が良いかという気もしたけども普通のにしてしまった、大丈夫でしたが) 今の部屋は面白さ重視で選んだので、デザイナーズ詐欺じゃないデザイナーズ物件です。メゾネットで壁が壁紙じゃなくペンキ塗りってだけでもすでに面白いんですが、窓も真四角だったり天窓があったり、あと実用的にはキッチンが賃貸でこれ以上は望めないだろうというくらいに広い!お気に入りです。 白のペンキ壁に囲まれているとなんとなく海外のリゾートにでもいる気分になります。 ただ予想はしてましたがメゾネット、空調効率は凄まじく悪いですけどね。燃料使えるタイプのストーブが欲しい… 薪ストーブとかは煙突がないと無理なので、ここ最近エタノール暖炉を調べていました。 煙突がなくても置けて、多少暖かい…とは言っても主にはやはり鑑賞目的か。 こういうやつです。 10年くらい前に、アイアイマンの映画でトニースタークの家にあって「何あのモダン暖炉!」って驚いた記憶があるんですが、一般人の家庭にも置けるくらいにはなってきたんですねぇ。 とはいえちゃんとしたのはまだバカ高い。一旦保留です。 にほんブログ村

禁酒法とラストリゾート

良かった宿パート2として。かなりお酒とバーを愛している人間なので、去年の禁酒法発令中はかなり堪えたんです。仕事はアホほど忙しいのに飲みにもいけないだなんてあんまりだと。自分の場合、バーにはお酒だけじゃなく良きインテリアに囲まれたあの空間に浸るためにも行っているので、それができないのは本当にストレスでした。 そんな禁酒法からの逃避行で箱根のバーホテル箱根香山に三回も行ったんです。ここぞ禁酒法時代のラストリゾートかと、涼しいカウンターに座りながらも変な背徳感と解放感があったりしましたが。 (いけないことしてるとかではなく、ここのホテルの立地が規制のエリア外ってだけです。念のため) ここのホテルは「ホテルにバーがある」ではなく「バーにホテルがある」という状態なので、まずホテルに入るとこの長いカウンターが目に入ってきます。ここでシャンパンを頂きながらチェックイン。 窓の外は箱根の緑。こんな借景が出来るバーってポイント高いですよね!街のバーだと大体窓がないし、ホテルのバーだと大体大都会の夜景等であるし、こんな風に自然を見ながらカクテルを飲める場所は中々ない。都内だとパレスホテルのプリヴェとか、昼の木々見ながら飲めるバーが結構好きなんです。 そんなバーで明るい外を眺めながら飲むロングカクテルが好きだし、レイモンド・チャンドラーではないがまだ涼しい夕方の街のバーで飲む1杯目のショートカクテルも好きだし、そこそこ飲んで満足した頃、深夜の静かなホテルのカウンターで飲む珈琲やホットカクテルも好きです。そんな日々が早く帰ってくれば良いなとここを見ながら願っていました。 このバーにはバーテンダーが常駐していて、さらに宿泊料金に酒代が含まれているのできちんとシェイカーで作られたようなカクテルだろうがいくらでも飲み放題です。ホームページ等にはメニューがなかったので、この「飲み放題」ってどんなものかなぁと一抹の不安があったんですよ。居酒屋レベルだったりしないかな?例えばジンのランクでいうなら、ビーフィーターやその辺しかないとか。ウイスキーでいうなら良くてジョニーウォーカー、もしくは国産オンリーとか。 全然杞憂でした。ハイランドパーク12Yとかカリラ12Yなんかがあるし、ジンもボンベイサファイアやタンカレーは勿論ちょっと変わったものもある。そして何より、トニックウォーターがフィーバーツリーだったん

カーテンの話

カーテンの話 大変お久しぶりです。 2021年は引っ越したり仕事が多忙で死にかけてたりと色々ありましたが、その他だと海外旅行に行けない代わりにちょこちょこと国内旅行をしていました。 遠くに行きたい、観光したいというような欲は昔にもう散々嫌というほど解消して満足したので、最近はもっぱら宿メインの旅行です。宿から出ない。 その中でも特にインテリア的に良かったところが東京ステーションホテルですね。 あそこの何が良いって、あのヨーロピアンクラシックなスタイル。殆どのホテルはアメリカンなので実は結構珍しいんじゃないかな。 ホテルの内装デザインは、イギリスのリッチモンド・インターナショナルという会社らしく。 世界中のホテルや、お城の改装などをしているところで、それも頷けるお部屋の高級感でした。クラシックと言っても古臭くないのがまた良い。確かここはメゾネットタイプの部屋もあるんだよなぁ、ラグジュアリーホテルのメゾネット!ああ泊まってみたい。 そしてイギリスのデザイン会社にしたのは東京駅の設計が辰野金吾だからかな?ジョサイア・コンドル→辰野金吾→イギリス!と。 これが泊まった部屋。ステーションホテルの部屋の素敵ポイントはモールディングやベッドのヘッドボード、フロアランプに地味にフットスイッチがあること等色々あるんですが、個人的にはこの天井から床まで届く長いカーテンが一押しです。ファブリックも確かリッチモンドのオリジナルなのかな?この堂々たる高級感、流石歴史あるラグジュアリーホテルというものです。 これ見ると、これぞ”curtain”ではなく”drapery”というものなんだなぁと思います。 英語圏は日本よりインテリア意識が高いからか、インテリア関係の言葉も日本より多くて、日本語だと一緒くたのものも細分化されてそれぞれ名前があることが多々あるのですが、このcurtainとdraperyもそうですね。curtainは日本でも良くあるカーテン。短くてペラっとしていて、カジュアルな印象。お家で洗えるような日常を感じさせるアイテム。 drapery(またはdrape)は、とにかく長くて重い!このホテルの部屋のもののように、天井から床まであって、高級感のある重い生地を使用し、裏地もある。シャッと閉めれば光は勿論、音もシャットダウンしてくれそうな重厚な一品で、絶対家で洗えなさそう。 オフィシャル