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はじめに

IN THE DEN
基本的に自分用備忘録メモです。

インテリアと本と古い物が好きです。お酒も好きです。その辺が主かと。
Roomclipに今の部屋を載せています
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古い古い懐中時計

唐突に持っているアンティーク品のご紹介。 19世記終わりから20世記初めくらいの、フランス製懐中時計です。 これ、初めて見た瞬間「こんな見た目良いものが実在して良いのか?」って思って、実在してるもんはしょうがないけど、手に入らないでしょーって思っていたのにまさか手に入って嘘みたいでした。 文字盤はポーセリン。装飾文字盤が精緻かつ優雅。こんなもの手で書いていたって信じられない。 裏蓋を開けると、制作した土地や店の名前が刻まれています。ブザンソン(Besançon)はスイスにほど近いフランス東部の、昔から精密機器と時計産業で有名な街。ヴィクトル・ユーゴーや映画のリュミエール兄弟の出身地です。 川に囲まれた、いかにもヨーロッパの歴史ある街という風情。いつか行ってみたい! E.DUPASは店名かな。 今はもうないと思いますが、1906年にこんな新聞広告を載せていたこともあるみたい。 機構も美しい…。ちゃんと動きます。 裏はこんな感じ。模様が擦り切れるまで前の持ち主が使ったんですね。女性用懐中時計ってどんな感じで使ってたんでしょう。 いやぁ、古い物買うと見た目の素敵さはもちろん来歴を調べるのも楽しくて。やめられません。 にほんブログ村

BARカウンターって

昨日から憤りと悲しみに包まれておりました。 仕事から帰ってRoomclipさん覗いたら、素敵なイベントが始まっていたんですよ。「BARカウンターのある空間」だって。その文字を見て私は思いました。 「えっ、こんなイベントになる程、自宅にBARカウンターがある人がいたの?!」 その瞬間脳裏に色んなイメージ駆け巡りました。個性的なカウンターチェア、色気のあるペンダント式の照明(夜と昼で切り替えられるとより良いよね)、他と差別化を図るカウンター上の小物物、スピーカーもあっても良いなー大きいやつなー、それになにより、家にBARカウンター作っちゃうくらいだから、そこには選りすぐりのお酒たちが! 一瞬で期待値爆上がりしてワクワクしながら開いてみると…イヤーステキなカウンターキッチン、ですね…………… カウンターキッチンとして素敵なんです、ただ「BARカウンター」って文字を見て期待してしまったもんだから…見てて悲しくなってきてしまったのでした。やっぱり現実そんな家にBARカウンターある人居るわけなかった…なかったんだよ…。 カウンターキッチンならあるの完全に理解できます、便利だし賃貸にもあるくらいだし…あぁBARカウンター…そして絶対ここでお酒飲んでないよねっていう並んだ酒瓶のラインナップ… という風に中々大げさにダメージ受けたの、自分がかなりお酒好きでバー巡りが趣味だから、というのが主なんですが、それとは別に実家にかなりちゃんとしたバーカウンター、というかクラブチェア等もあったからもうラウンジ?がかつてあったからかもしれない。 子供心にかなり格好良くて、インテリア好き(そしてバー好き)の原点になったんですよね。だから尚更「ああいうのが沢山見れるの?!今バー行けないし嬉しい!」って。思って…。 でも多分このイベント続く限り捨てきれない期待を持って写真見に行ってしまう気がします。格好良いバーカウンターと良いお酒が出てきてくれるかもしれないし。 お酒の話題だったので今家にあるお酒の画像でも貼ります。最近初めて買ってみたジン。オランダのものです。 かなりクラシックで正統派、しいて言えばラベル通り柑橘が強かった。ジンはもうちょっと変わり種で良いなぁ。 隣にあるのは最近の巷のディストピア感に乗っかって買ってきたスキットルです。 使い道がないので

カーテンの話

カーテンの話 大変お久しぶりです。 2021年は引っ越したり仕事が多忙で死にかけてたりと色々ありましたが、その他だと海外旅行に行けない代わりにちょこちょこと国内旅行をしていました。 遠くに行きたい、観光したいというような欲は昔にもう散々嫌というほど解消して満足したので、最近はもっぱら宿メインの旅行です。宿から出ない。 その中でも特にインテリア的に良かったところが東京ステーションホテルですね。 あそこの何が良いって、あのヨーロピアンクラシックなスタイル。殆どのホテルはアメリカンなので実は結構珍しいんじゃないかな。 ホテルの内装デザインは、イギリスのリッチモンド・インターナショナルという会社らしく。 世界中のホテルや、お城の改装などをしているところで、それも頷けるお部屋の高級感でした。クラシックと言っても古臭くないのがまた良い。確かここはメゾネットタイプの部屋もあるんだよなぁ、ラグジュアリーホテルのメゾネット!ああ泊まってみたい。 そしてイギリスのデザイン会社にしたのは東京駅の設計が辰野金吾だからかな?ジョサイア・コンドル→辰野金吾→イギリス!と。 これが泊まった部屋。ステーションホテルの部屋の素敵ポイントはモールディングやベッドのヘッドボード、フロアランプに地味にフットスイッチがあること等色々あるんですが、個人的にはこの天井から床まで届く長いカーテンが一押しです。ファブリックも確かリッチモンドのオリジナルなのかな?この堂々たる高級感、流石歴史あるラグジュアリーホテルというものです。 これ見ると、これぞ”curtain”ではなく”drapery”というものなんだなぁと思います。 英語圏は日本よりインテリア意識が高いからか、インテリア関係の言葉も日本より多くて、日本語だと一緒くたのものも細分化されてそれぞれ名前があることが多々あるのですが、このcurtainとdraperyもそうですね。curtainは日本でも良くあるカーテン。短くてペラっとしていて、カジュアルな印象。お家で洗えるような日常を感じさせるアイテム。 drapery(またはdrape)は、とにかく長くて重い!このホテルの部屋のもののように、天井から床まであって、高級感のある重い生地を使用し、裏地もある。シャッと閉めれば光は勿論、音もシャットダウンしてくれそうな重厚な一品で、絶対家で洗えなさそう。 オフィシャル